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  1. 皮膚科や美容外科で行うレーザー治療
    1. レーザー治療の流れ
    2. 皮膚科や美容クリニックに通う通院頻度
    3. レーザー治療のメリット
    4. レーザー治療のデメリット
  2. レーザー治療以外の医療機関での治療の方法
    1. 薬を用いてシミを取り除く
    2. 光治療(フォトセラピー)
    3. レーザー治療の種類
  3. 料金設定

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1.皮膚科や美容外科で行うレーザー治療

一言でシミと言っても種類があります。化粧品を使ってみても一向に改善されない、とりあえずこのシミを即刻なんとかしたいとお考えの方はクリニックに頼り、レーザー治療を試してみるのも1つの手段です。

1-1.レーザー治療の流れ

医療で行うレーザー治療では、まずは診察(カウンセリング)をして症状を見ることから始まります。
カウンセリングで施術することが決まれば、シミの箇所に麻酔クリームを塗布してレーザーを照射します。
黒い部分であるメラニン色素に反応し、シミの細胞を破壊していきます。
レーザー照射が行われている際には、輪ゴムを弾かれたような刺激を感じます。
大体直径1cm程のシミを取るのに10秒~30秒程とされ、顔全体では5分~10分程が一般的です。
照射された箇所は火傷をしている状態となり、かさぶたができます。
処方された軟膏やテープ(絆創膏)で患部を保護します。かさぶたが取れるとピンク色の肌が見え、経過とともに患部周辺の肌と馴染んで綺麗な肌の色になってきます。
かさぶたは1週間程で取れますが、3ヶ月程は注意して経過を見守っていた方が良いでしょう。
場合によって、お肌に強烈な熱エネルギーを受けたことにより、一時的にメラニンを過剰に生成してシミが以前より濃くなる症状が現れますが、6ヶ月も経過すると薄く目立たなくなります。

1-2.皮膚科や美容クリニックに通う通院頻度

小さなシミや表皮の薄いシミ、イボや盛り上がったシミであればだいたい1回のレーザー治療で取れますが、真皮まで達したシミ、濃いシミであれば複数回治療する必要があります。
また、1度で多くのレーザー照射が可能ですが、レーザー照射後に薬を塗ったりテープを貼ったり患部のケアに手間がかかるため、数回に分けて治療することをお勧めします。

1-3.レーザー治療のメリット

即効性

即効性の高さはレーザー治療における一番のメリットではないでしょうか。ただし、術後に患部が綺麗なお肌の状態になるまでの期間(ダウンタイム)を想定しておく必要があります。
シミの状況にもよりますが、1箇所数十分の短時間のうえ、1~3回程度の治療で改善が見られます。

ピンポイント

レーザーは黒い部分に焦点を当てて照射します。他の皮膚を傷付ける事がありません。
また、強力なレーザーですので、シミの根本から壊滅させ、真皮まで達した濃いシミでも治療することが可能です。

注意点

日常的に人に会う機会が多い方は注意が必要です。術後は医師の指示にもよりますが、5日から一週間程度、患部にテープ(絆創膏)を貼っておく必要があります。人に会う機会が多い方はテープを貼っているときはできるだけ避けたいとお考えではないでしょうか?その場合には、余裕を見たスケジュールを組んでおかれると安心です。

1-4.レーザー治療のデメリット

術後のアフターケア

術後、患部にかさぶたが出来るためかさぶたが取れるまではアフターケアを徹底しなければいけません。
患部は強い刺激を受けて保護機能が低下していますので紫外線防止対策を万全にし、軟膏などの薬が処方されているのであれば医師の指示に従います。
レーザー治療のエネルギーが高い分、一般の化粧品やエステなどのサロンより肌に与えるダメージは高くなります。後に肌トラブルが生じないようにケアは十分注意が必要です。

診断によってシミが悪化する可能性もある

シミの種類によってレーザー治療の方法も異なってきます(老人性色素斑班や肝斑といった種類の違い)。
一昔前の話題には肝斑などレーザー治療が不可能とされたシミも存在しましたが、現在ではその治療の範囲も広がっています。
シミの状況によっては見分けがつきにくいものもあり、レーザー治療を行う際、シミの種類によっては逆に色素を濃くさせていまう場合もありえます。
シミが綺麗に取れるか否かは医師の正しい診断結果、技量にもよると言えるかもしれません。

今後一切シミが出来なくなるわけではない

現状のシミは根本から消えてなくなります。
しかし、常に肌は紫外線などの刺激を受け、再生を繰り返しています。治療したシミの組織は破壊されて無くなりますが、勿論今後肌に与えられたダメージによりシミなどが発生する可能性は出てきます。
肌に対するケアは怠らないようにしましょう。

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2.レーザー治療以外の医療機関での治療の方法

医療機関で行われる治療はレーザー治療だけではありません。
医師の診断により、シミの状況を見て直ぐ様レーザー治療へ進むのではなく他の治療方法を勧める場合もあります。

2-1.薬を用いてシミを取り除く

外用薬の利用

美白成分が含まれている軟膏などを塗布することでシミを取り除いていきます。
一般に市販されていたりエステなどで利用されている成分より高い濃度の為、効果も上がります。
濃度が濃い分肌に対しての刺激も強いため、肌トラブルが起きないように十分注意が必要です。

内服薬の服用

ビタミンC誘導体など体内から身体を変えていき、ターンオーバーを促していきます。
処方薬の中には外用薬と同様に薬事法の規制などにより医療機関でしか認められない成分が含まれている場合もある為、医師の指示に従って服用するようにします。

2-2.光治療(フォトセラピー)

レーザーの様に一点に集中して治療するのでは無く、一定の一面に光を照射して治療していく方法です。
照射面が広い為に点在する細かいシミの治療に向いています。
また、肌の刺激もレーザー程強く無いため比較的肌トラブルも軽減されます。
光線過敏症やアトピー性皮膚炎、ホクロが多いなど肌の質により施術が不可能な場合があります。

2-3.レーザー治療の種類

シミの種類によって照射するレーザーにも種類があります。近年の開発により次々と改善された良いものが出ていますが、代表的なものをいくつかご紹介します。

Qスイッチルビーレーザー

治療可能なシミの種類が多く、強力なレーザー治療機器として多くの医療機関で採用されています。
しみ、そばかす、ホクロ、イボ、アザ、アートメイク除去に有効とされています。

YAGレーザー

ベーシックなレーザー機器として皮膚科や形成外科で多く利用されています。
レーザートレーニングにより、レーザー治療がNGとされてきた肝斑の治療にも有効とされています。
シミやそばかす、アザ、異所性蒙古斑、平らなホクロに有効です。

フラクセルレーザー

皮膚の修復や改善ではなく、皮膚を入れ替えて新しい肌に入れ替える画期的なレーザー機器です。
クスミ、色素沈着、小じわ、たるみ、ニキビや火傷などの皮膚に与えた傷跡に使用され、皮膚の活性化を目的としています。

炭酸ガスレーザー

炭酸ガスを発振物質とし、発振効率の良いレーザーです。水分の多い組織を加熱して蒸発させたり炭化させます。
ほくろやイボ、ウオノメ、盛り上がりのあるシミやニキビに使用されます。

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3.料金設定

レーザー治療を行う場合、やはり料金設定が気になりますよね。
シミの種類や位置、通う頻度、大きさなどにより金額は大幅に変わってくるため一概には言えません。レーザー治療の方法などクリニックによってかなりの金額幅があります。

3-1.通常のシミや色素沈着など一般的なもの

およそ直径5mm程の大きさであれば1,000円~3,000、直径1cm程であれば5,000~10,000円程で抑える事ができます。ただし、顔全体にある肝斑の場合30,000~60,000円かかる場合もありますので多く予算を見ていたほうが良いでしょう。
また、初回カウンセリング料金が発生される場合と、無料もしくはWEBなど何らかの方法によってサービスされる場合があります。
自身がどの部所にどれだけの改善を要求するかよく考え、何箇所かのクリニックを見て施術する場所を検討する事をお勧めします。

3-2.保険適用な治療も存在します。

美容的な目的でのシミ取り治療では通常保険が適用されない事がほとんどです。最も悩む人が多い老人性色素斑はその例です。
しかし、シミが出来た原因などにより保険が適用される事もあります。
例えば、大田母斑、異所性蒙古斑、外傷性色素沈着症、扁平母斑、血管腫などがその対象です。
シミ治療の際、保険適用外であると諦めるのでは無く、まずは医師と相談してみましょう。