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1.美白と美肌の違いは分かりますか?

化粧品でよく見かける「美白」と「美肌」の意味。
混合されがちですが、実は意味が違います。

1-1.美白とは

美白とは色素沈着やクスミなどが無く、色白の肌を一般に指します。
メラニン色素生成を抑制し、シミ・そばかすなどを排泄する事を主な目的としています。
美白はホワイトニングという言葉でも示されます。「美白=ホワイトニング」は基本的に薬事法で定められ厚生労働省が認めた美白有効成分を含む化粧品であり、所謂「医薬部外品」に値する化粧品になります。

昨今では「ブライトニング」という言葉も出てき、「ホワイトニング」と混合しがちですが、ブライトニングとは元々メイクで肌の色を明るくする方法を指します。

肌に対してのブライトニングはクスミを防いで肌の色を明るくし、透明感のある肌へ導く事を目的としています。その為、ブライトニングと謳っている化粧品には肌の不溶物を取り除き、新陳代謝によって健全な角質層を保って肌質を明るくしていくための成分が含まれている場合が多いです。

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1-2.厚生労働省が認めた美白成分

安全性や効果を認めた美白成分hsアルブチンやエラグ酸、ビタミンC誘導体などが存在します。
厚生労働省が認めた美白成分の一部として次のようなものが挙げられます。

ビタミンC誘導体
レモンなどに豊富に含まれている抗酸化作用の強いビタミンCを加工した成分です。
美白対策として定番の成分です。
アルブチン
コケモモなどに含まれている成分でメラニン色素の合成を阻止する作用があります。
カモミラET
カモミ−ルに含まれる成分で、保湿や血流促進などの働きを持ちます。メラノサイトへ情報伝達物質のエンドセリンの働きを抑制します。
プラセンタエキス
哺乳類の胎盤に含有されるもので豊富な栄養素があります。皮膚の細胞分裂を促進させ、ターンオーバーを促します。
トラネキサム酸
アミノ酸の一種で人工的に作られました。肝斑の治療として内服薬に配合されていたりします。紫外線による日焼け、シミ、そばかすなどを防ぎます。
ハイドロキノン
薬事法緩和の影響から昨今では美白成分が非常に高いハイドロキノンの成分も配合が認められました。ただし、高濃度では刺激が強いため、ハイドロキノン含有の化粧品のほとんどは刺激があまり見られない2%前後の濃度となっています。

1-3.美肌とは

総合的に肌の色を美しくし、良い肌質を持つ肌を指します。
美白のようにメラニン色素を抑えて直接的にシミなどにアプローチしていくのではなく、保湿をし、紫外線など外からの刺激に耐えられるように保護する機能を持つ成分、細胞を活性化させて美肌に導く成分が多く含まれています。

2.美白化粧品を選ぶポイント

美白したい、シミやクスミの無い肌でいたいという想いは誰しもが願う事でしょう。
「コスメランキングなどで高評価であったから試してみたけど自分の肌改善は見られなかった」という事はありませんか?
地球上に人がいるだけ、一人一人その人のおかれている環境により肌質も変わってきます。全く同じという肌質を持つ事などありえません。

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2-1.今抱えているシミはどんなシミですか?

まずは自身の悩んでいるシミの種類は何でしょうか。
シミにも様々な種類があり、それによって改善していく方法は変わっていきます。

炎症性色素沈着
傷やニキビなど何らかの炎症から色素沈着を起こしたシミで、ビタミンC誘導体などが肌のターンオーバーを活発にし、透明感のある肌へ導きます。
老人性色素斑
最も多くの人が悩みを抱えるシミではないでしょうか。過去の日焼けなどが積み重なって出来た色素斑で、加齢と共に薄かった色素も濃くなていきます。
薄い頃に対策をしていれば美白成分の入った化粧品の活用でも十分期待できますが、真皮に達してしまった場合は美白化粧品のみでの改善は期待も薄くなります。
そばかす
主に目の下にある細かな色素斑で、遺伝的なシミを指します。若い頃にできはじめ、紫外線などの影響から広範囲に広がったり濃くなったりします。
遺伝的なシミであるため美白化粧品だけでは全てを取り除く事は難しいですが、薄くなる可能性もあるため、必ずしも諦める必要はありません。
肝斑
主に頬の上辺りにあるシミです。皮膚の摩擦、妊娠中や閉経と共に出来る事もあり、女性ホルモンと関係しているとされています。
花弁状色素斑
強烈な日光を浴びて日焼けして発症したシミで花弁状の形をしているのが特徴です。
メラニン色素が真皮まで達しているため美白化粧品だけでなくビタミンCを摂取するなど体内からのアプローチも大切です。

2-2 自分に合った美白成分を調べる

人によって得手不得手があるように成分にも得意分野があります。
成分によってシミを改善する方法は変わってきます。
自身のシミの種類が何であるか把握したら、そのシミに有効な成分を見つけ出します。

老人性色素斑
フラーレンやハイドロキノンといった成分がお勧めです。皮膚科などの医療機関で処方される美容液にも含まれている成分です。
主な化粧品として、「ドクターケイ」「ダーマサイエンス」などがあります。
炎症性色素斑
肌のターンオーバーによって改善される事ほとんどですが、ターンオーバーの乱れなどで色素沈着を起こす事があります。シミの種類の中では最も美白化粧品、シミ取りクリームなどで改善の期待ができます。
そばかす
遺伝性なものから発達したシミが多い為、完全に0にするという事は厳しいですが、薄くなったりの期待は持てます。
炎症性色素斑や老人性色素斑の美白成分と同様、ハイドロキノンやフラーレンなどの美白成分が含まれているものをお勧めします。
肝斑
女性ホルモンと関係しているため、体内からのケアしていき、表皮の深い部分から改善していきます。
美白化粧品だけでなく、サプリや内服薬などの活用もお勧めです。
花弁状色素斑
ハイドロキノン、フラーレン、ビタミンC誘導体、ルシノール、コウジ酸の成分がお勧めです。
日光など外的な紫外線によって起きるものですので、皮膚の弱い方、敏感肌の方は特に日頃の日焼け止め対策が重要です。

3.美白化粧品の他に…

3-1.早くシミを改善したい

シミに対して素早く対処し、改善を期待する場合、美白化粧品の利用がお勧めです。
しかし、今現在の化粧品では短期で成果を実現するにはそれだけ肌に対して刺激が強く、肌に負担をかけることは避けられません。
また、美白化粧品と言っても自身の目的とする所が違えば化粧品も変わってきます。
現状出回っている美白化粧品で、既に出来てしまったシミを薄くするものはほとんどありません。

大体の商品は主に今後もしくは今活性化しているメラニンの生成を抑制してシミやそばかすをこれ以上増やさないようにする予防策としているものがほとんどです。

現在厚生労働省で認可されている美白成分で、既に出来てしまったシミを改善するものはハイドロキノンが唯一のものとなっています。

現在、アンプルール、ビーグレンなど、ハイドロキノン配合の化粧品が続々出てきています。

但し、ハイドロキノン配合の商品は濃度の濃いものは逆に肌荒れなど肌トラブルを生じやすくなりますので、まずはトライアルセットなどを利用して自分の肌に合うか確認するようにしましょう。

3-2.エイジングケア

前述した通り美白化粧品は刺激の強いものが多い為、肌のシミが気になる頃に利用するようにし、改善が見られたら美白化粧品は休止します。通常はエイジングケアの化粧品で肌質を整えるようにする事をお勧めします。

シミの無い美白への近道はまず美肌の肌質へ導く事。そのためには皮膚の皮膚の下にある細胞を健康な状態にする必要があります。

保湿で肌に潤いを絶やさず、紫外線対策はもちろん、肌に与える刺激を極力抑えるようにすること、常に美肌を意識した生活を送る事でより一層の改善に繋がります。